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back number「スーパースター」ディスクレビュー

僕が初めて聴いたとき、邦ロックの再燃を感じさせたback numberのメジャーデビューアルバム、「スーパースター」をレビューしていきます。

デビューアルバムということで「これがback numberだ!」と世に知らしめる、非常に“らしい”アルバムとなっています。back numberの代名詞ともいえる未練たらたらな失恋ソングも前向きで愛情たっぷりな歌も、もちろんたっぷり収録されています。「back numberにハマったらこれを聴け!」という必聴アルバムです。

1曲目「はなびら」
早速来たかって言いたくなる楽曲。春をテーマにした未練たらたらな失恋ソングです。どこを通っても思い出だらけで「ずいぶん住みにくい街になったな」という表現が、2人の思い出がそれほどまでに街に溢れていることが感じられるし、幸せだったんだなって思います。僕も去年別れてからしばらくはよく行ったカフェとか入れなかったもんな。

2曲目「スーパースターになったら」
アルバムタイトルが入ったこの曲。優柔不断で口だけで超受け身な男が別れをきっかけに改心するストーリーを歌った、これまた未練たらたらな歌です。サビは気持ちいいメロディーなんですが、「スーパースターになって迎えにいくから」ってほんと、男心だな~ってちょっと苦笑しちゃうぞ。僕も若いときは口ばっかりって当時の彼女によく怒られたなあ。

3曲目「花束」
ゆったりとした伴奏と語りかけるような歌い方。まるで跪いて花束を渡すかのようなサビが素敵です。

4曲目「思い出せなくなるその日まで」
落ち込みきった歌い方と切ないメロディーから痛みを感じる失恋ソングです。

5曲目「あやしいひかり」
きっとどう頑張ってもうまくいかない2人なんだとわかっていてもやっぱり君が恋しい。そんな悲劇的な一曲です。

6曲目「半透明人間」
まだまだ畳みかける未練ソング!!相手から拒絶されたようで、ダントツで独りよがりな歌詞です。

7曲目「チェックのワンピース」
とっても穏やかな雰囲気で大好きな曲です。「君がいないこれからの人生もちゃんと輝かせるから」という前向きさが気持ちいい!

8曲目「ミスターパーフェクト」
ボーカルのアカペラから始まるヘビーな雰囲気の曲。“完璧”を目指してあっという間に空っぽの存在になっていく姿は痛々しいですが、「ほら、完璧なんて無理なんだよ」って逆に安心させられる。自暴自棄になった時に聴くとスカッとします。

9曲目「こぼれ落ちて」
大人になる葛藤を強いボーカルで歌うTHE・ロック。

10曲目「リッツパーティー」
「そうそう!今からでも間に合うよ、もっと素直に愛してあげて!」と応援したくなる爽やかなラブソング。晴れやかな気持ちになります。

11曲目「電車の窓から」
故郷を離れて頑張っている人なら共感できる上京ソングです。back numberはメンバー全員群馬出身ですから、実体験なのかもしれませんね。

12曲目「幸せ」
好きな人に好きな人ができた。砕けた恋心がまるでガラスの破片のように心にチクチクと刺さって、全然取れない。あなたに幸せになってほしい気持ちと私の恋心は同じなようで、全く同じじゃない。そんな片想いの葛藤や痛みを感じます。

全曲聴いてみて思うのは、暗めの曲が多いことです。そこで数えてみたところ、メジャーデビューアルバムにも関わらずなんと12曲中7曲が失恋ソングでした。back numberの持ち味である「切なさ」を存分に楽しめるアルバムになっています。もはや失恋していないのに失恋したような気分……。あ、僕はちゃんと恋人いますからね。ご安心ください。(誰も心配してない)

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